【現場で学んだこと④】片付けは終わりじゃない|次の仕事は収納から始まっていた

はじめに

50代未経験でタンクローリー業界へ飛び込んでから、毎日が新しい発見の連続です。

荷卸し作業が終わると、ホースを片付けます。

新人の頃の私は、

「収納できれば終わり。」

そう思っていました。

でも現場で仕事を覚えていくうちに、その考えは大きく変わりました。

片付けは仕事の終わりではありません。

次の仕事は、収納から始まっていたのです。


最初は「しまえればいい」と思っていた

荷卸しホースは重く、曲げクセがあります。

最初の頃は、とにかく収納できればそれで十分だと思っていました。

ホースボックスへ押し込む。

ふたが閉まれば終わり。

そんな感覚でした。

ところが先輩の収納を見ていると、何かが違います。


ホースを置く位置にも意味があった

先輩はホースを適当に収納していませんでした。

ホースを置く位置。

奥へ入れる位置。

曲がる位置。

どれにも意味がありました。

最初は、

「そこまで気にする必要あるのかな?」

と思っていました。

でも実際に作業を続けていくと、その意味が少しずつ分かってきました。


向きひとつで次の仕事が変わる

特に大切なのが、ホースの向きです。

ジョイントへ接続する時、向きが逆になっていると、一度持ち替えたり、ひねったりする必要があります。

ほんの数秒かもしれません。

でも、その数秒のために余計な力を使い、無駄な動きが増えてしまいます。

反対に、次に使うことを考えて収納しておけば、そのまま自然な向きで持ち出せます。

無理にひねる必要もありません。

少ない力でスムーズに作業できます。

収納とは、単に片付けることではありませんでした。

次の仕事を楽にする準備だったのです。


少し先の自分を助ける

現場では、

「今の作業」

だけを考えていてはうまくいきません。

次にどう動くのか。

次に何を使うのか。

少し先のことまで考えながら仕事を進める。

そうすることで、一つひとつの動きに無駄がなくなります。

新人の頃は目の前の作業だけで精一杯でした。

でも少しずつ経験を積むうちに、

「次の自分が楽になるように動く」

という考え方が身についてきました。


まとめ

以前の私は、

「片付けが終われば仕事も終わり。」

そう思っていました。

でも現場で学んだのは違いました。

ホースを置く位置。

ホースの向き。

収納の仕方。

そのすべてが、次の仕事につながっています。

片付けとは、終わりではありません。

次の仕事を始めるための準備です。

まだまだ勉強中ですが、少しずつ現場の考え方が分かってきたような気がしています。

これが、私が現場で学んだ四つ目のことでした。


「現場で学んだことシリーズ」段取りについて考えたことの記事はこちら

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