はじめに
トレーラー運転手への転職を考えたとき、運転技術と同じくらい不安だったのが「夜勤」でした。
50代になってから生活リズムを大きく変える。しかも、それまでトレーラーに乗った経験もない。正直、「この歳で夜勤なんて大丈夫なのか?」という不安はありました。
実際に夜勤生活を始めてみると、やっぱり大変なことはあります。昼間に寝る難しさ、生活リズムのズレ、夜間運転ならではの疲れ。
その一方で、夜の道路が空いていることや、人間関係の気楽さなど、夜勤だからこそ感じるメリットもありました。
この記事では、50代未経験からトレーラー夜勤を始めた俺が、実際の一日の流れから、夜勤のメリット・デメリット、そして昼間に眠るためにやっていたことまで、リアルな体験をまとめます。
50代未経験オヤジが実感した「夜勤生活」のリアルな1日
「夜勤」と聞くと、夜中に働いて朝帰ってきて、そのまま寝る……というイメージを持つ人も多いと思います。
俺の場合、実際の生活はこんな感じでした。
23:30 点呼・出勤
↓
積み込み
↓
荷卸し
↓
11:00頃 帰庫
↓
帰宅・自由時間
↓
昼間に睡眠
↓
22:00頃 起床
↓
出勤準備・会社へ
↓
23:30 点呼
こんなサイクルを繰り返します。
普通の生活とは完全に昼夜が逆転します。
特に最初の頃は、「昼間に寝る」ということ自体に慣れていないので、思ったように眠れないこともありました。
ただ、慣れてくると、昼間の自由時間を使えるという夜勤ならではのメリットも見えてきます。
買い物や用事を済ませたり、家でのんびりしたり。
「夜勤=ずっと辛い」ではなく、実際に生活してみると、良いところも悪いところもある。
これが、50代で夜勤のトレーラー運転手をやってみて感じた、率直なところです。
50代オヤジが本音で語る!夜勤のデメリット3選
夜勤を実際にやってみて、やっぱり「これはキツいな」と感じる部分もありました。
特に50代になってから始めると、若い頃とは違うところで苦労します。
ここでは、俺が実際に夜勤生活をして感じたデメリットを3つ挙げてみます。
① 体力の衰えと睡眠の質の低下
一番大きかったのは、やっぱり睡眠です。
夜勤が終わって昼間に帰宅すると、普通なら「これから寝ればいい」と思うじゃないですか。
ところが、昼間って明るいし、外も普通に動いている。
ちょっとした生活音も聞こえる。
そして何より、50代になると若い頃のように「どこでも何時間でも寝られる」というわけにはいかない。
夜に寝るのと同じ感覚で昼間に眠れるかというと、そう簡単ではありませんでした。
特に仕事で疲れているのに、なかなか眠れない。
これが地味にキツい。
トレーラーの運転は集中力も必要なので、「疲れているけど、寝れば回復する」と単純に考えられないところがあります。
だから夜勤を続けるなら、仕事そのものだけじゃなく、「どうやって睡眠時間を確保するか」まで仕事の一部だと思った方がいい。
俺の場合、ここは夜勤生活に慣れていく中で一番考えたところでした。
② 昼間に世間が動いていることとのズレ
夜勤をすると、当然ですが生活時間が普通とは逆になります。
俺が寝ている昼間に、世間は普通に動いている。
友人から連絡が来ても寝ている。
用事を済ませようと思えば起きている時間に合わせなければならない。
「休みの日くらい昼間に出かければいいじゃん」と思うかもしれませんが、夜勤を続けていると、休日だからといって簡単に生活リズムを戻せるわけでもありません。
このあたりは、夜勤を始めてから実感しました。
仕事だけじゃなく、プライベートの時間の使い方まで変わる。
夜勤の大変さって、実はここにもあると思います。
③ 夜間運転ならではの疲れ
そして、トレーラー運転手として無視できないのが夜間の運転です。
夜の道路は昼間より空いている。
これは大きなメリットなんですが、だからといって運転が楽になるわけではありません。
暗い道路を長時間走ることになりますし、雨が降れば視界も悪くなる。
対向車のライトや街灯など、昼間とは違った疲れ方もします。
50代になると、視力そのものだけじゃなく、暗いところから明るいところへの変化など、目の疲れを感じる場面も増えてきました。
特にトレーラーは車体が大きいので、普通車以上に周囲への注意が必要です。
「夜は道が空いているから楽だろう」
最初はそんなイメージもありました。
でも実際にやってみると、
「空いている=疲れない」ではない。
これも夜勤トレーラーを経験して分かったことです。
実はこんなに魅力的!夜勤だからこそのメリット3選
ここまでデメリットを書いてきましたが、夜勤が嫌だったかというと、そうでもありません。
実際に働いてみると、「夜勤だからこそ楽だな」と感じることも結構ありました。
① 渋滞なし!夜の道路は走りやすい
トレーラーに乗っていて感じた夜勤最大のメリットは、やっぱりこれ。
道路が空いている。
昼間なら渋滞しているような道路でも、夜中になるとスイスイ走れることがあります。
トレーラーは車体が長く、普通車のようにちょっとした隙間を見つけてスッと抜ける、なんてことはできません。
だから渋滞にハマると、それだけでかなりのストレスになります。
その点、夜間は交通量が少ない。
もちろん場所や時間帯によっては車が多いこともありますが、昼間とは明らかに違います。
「トレーラーで走るなら、夜の方が走りやすいな」
これは実際に夜勤をやってみて感じたことです。
② 夜勤が収入面のプラスになることもある
夜勤には、昼間の勤務とは違った手当が付く場合があります。
俺の場合も、転職して実際に働いてみて、夜勤が収入面にどう影響するのかは気になるところでした。
もちろん、給料は会社や仕事内容、勤務時間によって変わります。
だから「夜勤なら必ず給料が高い」とは言えません。
ただ、働く時間帯が変わることで手当が付くのであれば、夜勤を選ぶ理由の一つにはなります。
50代になってからの転職では、仕事内容だけじゃなく、**「その働き方で生活を維持できるのか」**ということも重要です。
俺自身、転職を考えるときには、結局そこをかなり気にするようになりました。
③ 一人の時間が多く、人間関係が比較的ラク
そして、個人的にはこれも結構大きかった。
夜は静かです。
昼間の職場のように、多くの人が行き交ってバタバタしている時間帯とは雰囲気が違います。
もちろん、点呼や積み込み、荷卸しなどで人と接することはあります。
でも、運転中は基本的に一人。
トレーラーを運転しながら、自分のペースで仕事を進めていく時間が長い。
俺はもともと一人でいる時間も嫌いじゃないので、この部分は夜勤との相性が良かったのかもしれません。
50代になってからの仕事では、**「人間関係で余計なストレスを抱えない」**というのも、意外と大事なポイントだと思っています。
【50代の体調管理術】昼間に眠るための私のルーティン
夜勤を続けるうえで、俺が一番大事だと思ったのが睡眠の確保です。
夜勤の仕事そのものよりも、「昼間にどうやって寝るか」の方が難しいと感じることもありました。
俺の場合、仕事から帰ってきたら、
帰宅 → 風呂 → 食事 → 就寝
という流れが基本。
そして、だいたい16時頃に寝て、22時頃に起きる。
そこから出勤準備をして、23時30分の点呼に向かいます。
つまり、夜勤の日は昼間にまとまった睡眠を取る生活です。
① 帰宅したら、なるべく寝る準備に入る
仕事が終わって家に帰ると、普通なら「やっと自由時間だ!」となるところですが、夜勤の場合はそうもいきません。
ここでダラダラしてしまうと、寝る時間がどんどん遅くなってしまいます。
俺の場合は、風呂に入って、食事をして、寝る。
この流れをなるべく崩さないようにしていました。
② 16時頃から22時頃まで睡眠
俺の場合、昼間の睡眠は16時頃から22時頃まで。
約6時間です。
もちろん毎回きっちり6時間眠れるわけではありません。
それでも「夜に寝る」という普通の生活ではなく、昼間に睡眠時間を確保することを前提に生活する。
これが夜勤を続けるうえでは大切でした。
③ 起きたら、もう仕事モード
22時頃に起きると、世間ではまだ夜。
俺にとっては、ここから一日が始まります。
出勤準備をして、23時30分の点呼へ。
最初はこの感覚に慣れるまで少し時間がかかりましたが、生活リズムが固まってくると、これが自分にとっての「普通」になっていきます。
夜勤は、仕事の時間だけを変えればいいわけじゃありません。
睡眠、食事、風呂、自由時間まで含めて、自分の生活そのものを夜勤仕様にする。
50代で夜勤を始めてみて、これが一番大事なことだったと思います。
とはいえ、昼間は外が明るく、近所の生活音も聞こえます。50代の俺が睡眠時間を確保するために、実際に試して効果があった工夫が以下の3つです。
- 遮光1級のカーテンに変える:部屋を夜並みに真っ暗にすることで、脳を睡眠モードにしました。
- 耳栓とアイマスクは必須装備:外の車の音や、昼間の光を完全にシャットアウトします。
- 帰宅後、必ず湯船に浸かる:シャワーで済ませず、ぬるめのお湯に浸かることで、体がリラックスしてスムーズに眠りにつけました。
まとめ:50代未経験でもトレーラーの夜勤はやっていけるのか?
50代になってから、未経験でトレーラーの世界に飛び込み、さらに夜勤生活を始める。
正直、最初から楽だったわけではありません。
昼間に寝る難しさもあるし、夜間の運転には夜間ならではの疲れもあります。
若い頃と比べれば、体力的にキツいと感じる場面もありました。
それでも実際にやってみると、夜勤には夜勤のメリットもありました。
道路が空いていて走りやすい。
一人で仕事をする時間が長い。
そして、夜勤だからこそ得られる収入面のメリットもある。
何より大事なのは、仕事だけでなく、睡眠や食事を含めて自分の生活リズムを作っていくこと。
俺の場合は、16時頃に寝て22時頃に起きる生活が、夜勤の基本になりました。
だから、
「50代だから夜勤は無理」
と最初から決めつける必要はないと思います。
もちろん、向き不向きはある。
でも、実際にやってみなければ分からないこともあります。
50代からの転職で夜勤に不安を感じている人がいたら、この記事が少しでも参考になればと思います。
50代からの転職で夜勤に不安を感じている人がいたら、この記事が少しでも参考になればと思います。
>>次の記事:夜勤と同じくらい運転が不安だった「50代未経験者が車庫内訓練で最初の1か月に覚えたこと」はこちら
引っ張りオヤジのトレーラー転職日記 