はじめに
普通車しか乗ったことがなかった50代の俺が、いきなり大型トラックに乗ることになりました。
教習所で大型免許を取ったとはいえ、実際に仕事で乗る大型トラックは別物です。
運転席の高さ、ミラーの多さ、エアサス、キャビンのチルト……。
「大型トラックって、こんな機能が付いてるのか!」
と驚くことが次々にありました。
もちろん、最初は分からないことだらけ。
ただ、実際に乗ってみると、単なる「大きな車」ではなく、安全に仕事をするための装備や仕組みが詰まった仕事道具なんだと分かってきます。
この記事では、50代未経験で大型トラックに乗り始めた俺が、実際に驚いたことを8個紹介します。
単なる「へぇ~」で終わらせず、これから大型トラックに乗る新人なら、乗る前に知っておいた方がいいことも、俺自身の経験を交えながら書いていきます。
大型トラックの機能・装備に驚いたこと5選
① ミラーヒーター
最初に「これ何のスイッチ?」と思ったのが、ミラーヒーターでした。
普通車にも装備されている車種はありますが、大型トラックに乗るまで、俺はほとんど意識したことがありませんでした。
ところが、雨の日に使ってみると、そのありがたさが分かります。
大型トラックは、運転席から直接確認できない場所をミラーで確認する必要があります。
特に雨の日にミラーが濡れたり曇ったりすると、後方や側方の確認がしづらくなります。
新人のうちは「ミラーを見る」ということ自体が仕事の一部。
俺も最初は、前を見るだけで精一杯でした。
でも実際に乗ってみると、ミラーをどう使うかが安全運転には欠かせないことが分かってきました。
ミラーヒーターも、単なる便利装備ではなく、視界を確保するための重要な装備なんだと後から実感しました。
② エアサスの上げ下げ
大型トラックに乗って初めて知ったものの一つが、エアサスペンションの操作です。
普通車では、走っていて「車高を上げ下げする」なんて考えたこともありません。
ところがトラックでは、荷物や路面、作業場所などに応じて車高を調整する場面があります。
俺も最初は、
「車って、こんなに上下するんだ……」
と驚きました🤣
大型トラックは、ただ運転するだけではありません。
荷物を積んだ状態で安全に走るために、車両の状態を確認したり、必要な操作を覚えたりする必要があります。
もちろん、操作方法や使う場面は車両や会社によって違います。
だから新人のうちは、自分の判断だけで操作せず、先輩から教わった車両ごとの手順を覚えることが大切です。
③ ヘッドとトレーラーが分離する
そして、トレーラーに乗るようになって改めて意識したのが、
「あれ、これ外れるんだ」
ということ🤣
普通の大型トラックなら、運転席と荷台は一体になっています。
ところがトレーラーは、トラクターヘッドとトレーラーが別々になっています。
つまり、トラクターヘッドだけでも動かせるし、トレーラーだけを置いておくこともできる。
最初に見たときは、単純に「すげぇな」と思いました。
でも、実際に仕事で使ってみると、これは単なる珍しい構造ではありません。
トレーラーという車両の大きな特徴そのものです。
そして、この構造を理解することが、後に出てくる「連結」という作業にもつながっていきます。
④ 外すより繋ぐ方が緊張する
トレーラーで一番緊張したのが、個人的には連結でした。
トラクターヘッドとトレーラーを繋ぐ。
言葉にすると簡単ですが、実際に自分でやるとなると話は別です。
新人にとっては、
- カプラーの状態
- キングピンの固定
- エアホースなどの接続
- 各部の確認
など、確認することがあります。
ここは「たぶん大丈夫だろう」で済ませていい場所ではありません。
一つの確認を怠ることが重大な事故につながる可能性がある。
だからこそ、俺も最初はかなり慎重でした。
新人のうちは、頭の中だけで確認するのではなく、会社で決められた手順を一つずつ確認すること。
そして、指差し確認など、自分が確実に確認できる方法を身につける。
これは大型トラックやトレーラーに乗るなら、最初に覚えておきたいことだと思います。
⑤ キャビンが持ち上がる
そして、初めて見たときに、
「え? トラックの前が丸ごと上がるの?」
と思ったのがキャビンチルトです。
大型トラックでは、エンジンなどの整備を行うためにキャビンを前に倒して持ち上げる構造があります。
普通車しか知らなかった俺には、これもかなり新鮮でした。
新人が驚いた運転席まわりのこと3選
大型トラックに乗って驚いたのは、車両そのものだけではありません。
実際に運転席に座ってみると、普通車とは違うところがいろいろあります。
⑥ キャビンを上げる前に車内を確認する
これは大型トラックに乗り始めてから、身をもって覚えたことです。
キャビンをチルトすると、運転席やダッシュボード周辺も一緒に動きます。
つまり、普通車に乗っている感覚で、
「そこに置いておけば大丈夫だろう」
と物を置いていると、キャビンを動かしたときに物が落ちたり、移動したりする可能性があります。
スマホ、飲み物、伝票など、普段何気なく置いているものほど注意が必要です。
キャビンを動かす前には、まず車内を確認する。
これは新人のうちから習慣にしておいた方がいいと思います。
俺も最初は、「大型トラックって、こんなところまで気を付けるのか」と思いました。
でも、こういう小さな確認の積み重ねが、仕事では大事なんですよね。
⑦ 車内が思った以上に快適
大型トラックの運転席に座って、意外だったのがこれ。
「思っていたより快適じゃん」🤣
大型トラックというと、ただ大きな車体を動かす仕事というイメージがありました。
ところが実際に乗ってみると、運転席は意外と広い。
装備もいろいろ付いていて、長時間運転することを考えた造りになっています。
もちろん車両によって違いますし、快適さの感じ方も人それぞれ。
それでも、実際に仕事で乗ってみると、
「ここで長時間過ごすんだから、運転席の環境って大事なんだな」
と感じました。
長時間運転では、座り心地や姿勢なども気になります。
新人のうちは運転技術ばかり気にしがちですが、自分が無理なく運転できる環境を作ることも仕事の一部だと思います。
⑧ ミラーの数が多すぎる
そして、最初に運転席に座ったとき、
「ミラー、多くね?🤣」
と思ったのも大型トラックならでは。
普通車なら、前後左右を確認するときに見る場所はある程度決まっています。
ところが大型トラックは、車体が大きい。
運転席から直接見えない場所も多いので、複数のミラーを使って周囲を確認します。
最初は、どのミラーを見れば何が分かるのかすら、よく分かりませんでした。
しかも走り始めると、前を見ながらミラーも確認しなければならない。
これは慣れるまで結構大変でした。
俺が意識するようになったのは、「全部のミラーを同時に見る」のではなく、それぞれのミラーが何を見るためのものなのかを覚えること。
例えば、
- 後方を確認するミラー
- 車体側面を確認するミラー
- 車体の下側や近い場所を確認するミラー
というように、役割を理解していく。
そして、バックするときなどは確認する場所をある程度決めておく。
大型トラックは、ミラーを見ることも運転技術の一部なんだと、実際に乗ってみて分かりました。
大型トラックを運転して、普通車とは別世界だと感じたこと
大型トラックに初めて乗ったとき、一番強く感じたのは、
「これ、普通車のデカい版じゃないな」
ということでした。
運転席が高い。
車体が長い。
ミラーが多い。
車両の状態を確認しながら運転する必要がある。
さらに、トレーラーになれば連結・切り離しという作業まで加わります。
普通車なら、エンジンをかけてアクセルを踏めば、とりあえず走り出せます。
でも大型トラックは、「走る」までにも確認することがたくさんある。
最初は覚えることが多くて、
「こんなの全部覚えられるのか?」
と思いました。
でも、一つずつ教えてもらいながら実際に乗っていると、少しずつ分かってきます。
最初から全部できる必要はありません。
ミラーの役割を覚える。
車両の操作を覚える。
確認する場所を覚える。
そして、毎回同じ手順で確認する。
そうやって一つずつ身につけていけばいい。
50代未経験で大型トラックの世界に入った俺にとって、最初は「分からないことだらけ」でした。
でも、逆に言えば、分からないことを一つずつ覚えていくのも、この仕事の面白さの一つでした。
まとめ
50代になってから、普通車しか乗ったことのなかった俺が大型トラックの世界に飛び込みました。
最初は、ミラーの多さに驚き、エアサスに驚き、キャビンが持ち上がることにも驚きました🤣
そしてトレーラーに乗るようになると、連結という新しい作業まで出てきました。
でも、実際に乗ってみて分かったのは、
大型トラックは「大きな車」ではなく、安全に仕事をするための機能と確認が詰まった仕事道具だということ。
50代未経験だからこそ、最初は分からないことがたくさんありました。
それでも、先輩に教えてもらい、一つずつ覚えていけばいい。
これから大型トラックやトレーラーに乗ろうとしている人も、最初から全部を理解している必要はありません。
まずは「分からないことを分からないままにしない」。
俺自身、そこから始まりました。
そして、大型トラックに慣れてきたところで、いよいよトレーラーを公道で走らせることになります。
大型トラックとはまた違う、「トレーラーならではの驚き」が待っていました。
初めてトレーラーで公道を走った日についての記事はこちら
引っ張りオヤジのトレーラー転職日記 
